９８年２ｎｄ 対清水 日本平 延長Ｖゴール負け
９９年１ｓｔ 対市原 市原臨海 引き分け
００年 対仙台 仙台 引き分け
０１年１ｓｔ 対名古屋 瑞穂球 負け
０１年１ｓｔ 対清水 日本平 延長Ｖゴール負け
今まで我々がフォレスター（以下フォレ）で出動したときの試合結果である。
どの試合も決して悪くない内容ながら、一つも勝ち星がない。
そして、フォレで出かけたついこの間の東京スタジアムの東京Ｖ戦。
後半ロスタイムまでリードしついに初勝利かと思われながら、残り１分で失点、
延長前半ロスタイムでＶゴール負けと、まるで悪夢のような敗戦を目の当たりにするに至り、
私、にゃんた２号はある決心をした。
うちのフォレは何かに祟られているに違いない。
これを払いのけ、フォレを勝利の使者にするためには、
やはり厄除けが必要だっ！
やはり厄除けをしてもらうには神社であろう。
「やおよろずの神」というからには、一人くらいサッカーの神様もいるに違いない。
で、問題はどの神社に行くかだが、これも最適なところを思い付いた。
その名は鹿島神宮。敵チームのホームである点が少し気にはなるが、
やっぱりサッカーの神様ジーコのお膝元である。この際名より実を取ろう。
前日には、鹿島神宮まで電話をしてクルマのお払いの受付時間を確認。インターネットで
駐車場の場所をきちんと調べ、ついでに鹿島スタジアムや鹿島のクラブハウスの場所まで印刷。
満を持して我々は鹿島神宮へ向かったのであった。
連休の中日ということもあってか、道路は空いていた。
市街地を順調に抜け、あっという間に埼玉県の端っこ、利根川の近くまでやって来た。
利根川を越えるとそこはもう茨城県である。
眠そうなにゃんたがコーヒーを所望したため、そこでコンビニに入ることにした。
缶コーヒーを買ってバックで出ようとした時、こっちが出ようとしているにも関わらず、
わざわざ隣りの駐車区画に停めようとするクルマが入ってきた。
仕方がないので隣りのクルマが停車するのを待ち、フォレをバックさせた。
少し苛ついてアクセルを乱暴にあおったため、いつもよりスピードが出ていたかもしれない。
バン！！
フォレの右後方から音と軽い衝撃が伝わってきた。
慌ててフォレから降りて見ると、そこには信号用のぶっとい柱が聳え立っていた。
哀れテールランプのレンズは砕け、リヤバンパーも割れていた。
信号柱が完全に死角に入ってしまったようだ。思えばぶつけた相手が、クルマがぶつかっても
擦り傷ひとつついていない信号柱だったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。
ともかくもこれで完全に先へ進む気が萎えてしまった。
今日のところはひとまず戻って、スバルのディーラーに診てもらうことにした。
それまで眠いを連発し押し黙ったままだったにゃんたが、帰り道はとても饒舌になっていた。
どうやら自分が過去さんざんやって都度叱責を受けていた失敗を、私がやらかしたことに
ハイになっていたようである。
しかし、スバルの概算見積もりを聞いて再び押し黙ってしまったことは言うまでもない。
修理代金見積もり、
１５万円也！！
なお、フォレが復活するまでの間は、３月末に購入したにゃんたの愛車「プレオ君」が
代わりの足を務めてくれることになった。本当はこんな形で紹介したくはなかったのだが・・・。
それにしても、お払いに向かう途中に、しかも県境の近くでこんな目に遭って（遭わせて？）
しまうとは、やはりうちのフォレは祟られているとしか思えない。
やっぱり敵地での御祓いは駄目だということなのか・・・？
フォレが復活したら、今度は地元氷川神社へ御祓いに行こうと考えている。
最後に一言
「事実は小説よりも奇なり」