９月１４日、史上最高のエンターテイメントＧＫ「高橋ノリヲ様」＠サガン鳥栖を拝みに大宮まで行ってきました。
前日の横浜戦で、９月とは思えない凶暴な熱暑地獄と、９月とは思えない非常にお寒い負けっぷりに すっかりやられてしまったにゃんたは「疲れたからウチで寝る」と言って昼間から布団にもぐりこんでしまいました。
しかし、ワタシにゃんた２号は、こんなときこそ「ノリヲ様」のご尊顔を拝しあの無駄な元気さの
かけらでも分けてもらうのが吉ということで大宮に出かけることにしました。
ワタシの願いが通じたのか、前節までの先発ＧＫシュナイダー潤之介を押しのけ、堂々の先発出場です。
余談ながらシュナイダー、すっげーいい男。ノリヲが外れがちだったのはやはり鳥栖の女性社長の圧力なのか？ 因みに、サポーターからはこんな（↓）ダンマク出されてました。
試合は中盤の攻防に終始し、どちらも殆どシュートまで持ち込めない展開で後半１０分が過ぎました。
せっかくノリヲをウォッチするために、ハーフタイムに席を移動までしたのに、ノリヲの出番も殆どなしで、 ワタシのストレスは募る一方です。
そんな膠着した状況を打開したのは、誰あろうあのＦＷモリツァその人でありました。
後半１３分、黒崎に代わって出場するやポストプレーをうまくこなして大宮に流れを傾かせると、 その１０分後、右サイドから入った低くて鋭いセンタリングに、ＤＦ二人に挟まれつつもゴール前へスライディング。 見事鳥栖のゴールネットに突き刺したのでありました。実際「突き刺した」という表現が大袈裟ではないくらいの 鋭く実に素晴らしいゴールでした。
他チームの試合なので、基本的には、良いプレイにはどちらにも拍手を送り、惜しい場面には溜息をつくという 「正しいフットボール好き」のようなマナーの良い観戦をしていたのです、それまでは。
でもこのシーンでは、立ち上がって「もりつぁ〜〜〜！！」と大声で叫んでしまったのでした。
このゴールをきっかけに試合は大宮の一方的展開になりました。後半３５分にバレーが追加点を入れて ほぼ勝負は決したと思ったのですが、なんと幸運なことに神様はさらにもうひとつ見せ場を用意してくれていたのです。
後半３７分、バレーがペナルティエリアで引き倒され判定はＰＫ。
ノリヲにとって、本日最大の見せ場になりました。で蹴った瞬間はこんな（↓）感じです。
残念ながらセーブすることは出来ず、次節の先発出場が危ぶまれることになってしまいました。
写真からもわかる通り、ワタシがいたのはゴールのほぼ真横だったため、噂に聞いていた「ノリヲ幻惑ゾーン」を 確認できませんでしたが、バックスタンド中央付近で見ていた仲間に後で聞いたところによると、 やはりノリヲは、片側をわざと空けていたそうです。
結局、試合は３−０と大宮の快勝で終わりました。
それにしても、
『モリツァゴール』を初めて生で観ることができたうえに
『ノリヲ幻惑ゾーン』まで観ることができるなんて
本当にラッキーでした。
心からゲームを堪能したワタシは、昨日の嫌な出来事などすっかり忘れて帰路についたのでした。
（完）
おまけ
・モリツァって大宮サポから「コーヘイ」って呼ばれてるんですね。暫く誰のことだかわかんなかった（笑）。
・今日の出来事を勝手にノリヲとモリツァなので『ノリモリ対決』と命名してみました。
「モリヲとノリツァ」だったらやだな・・・。